2022.06.23
1歳時のワクチン
1歳になったら受けるべきワクチンが以下のように6種類あります。
① MR(麻しん風しん混合)ワクチン
② 水痘(みずぼうそう)ワクチン
③ おたふくかぜワクチン:任意
④ ヒブワクチン4回目(追加)
⑤ 肺炎球菌ワクチン4回目(追加)
⑥ 四種混合ワクチン4回目(追加)
これらは全て一度に同時接種で受けることができますが、お子さんはもちろん、保護者の方も少し大変に感じることがあると思います。
そのため、もし優先順位を決めて分けて接種するとすれば、3つずつに分けるのがお勧めです。
最初に受けていただきたいのはMR(麻しん風しん混合)ワクチンです。
麻しんはここ数年の大きな流行こそなくなりましたが、未だに感染すると命の危険のある感染症です。
そしてMRワクチンと同時に受けたいのが、これまで接種したことがない水痘(みずぼうそう)ワクチンとおたふくかぜワクチンです。
この2つについては、昔から「感染してしまった方が早い」と考えている方が多いのですが、実は合併症が多い感染症のため、できることなら感染しないに越したことはありません。
ぜひワクチンを受けてしっかり予防しましょう。
なお、どちらも感染歴があっても接種できます。
(おたふくかぜワクチンは「任意」ですが、ぜひ接種してください。)
また、1歳代のワクチンで忘れてならないのが、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合ワクチンの追加接種です。
これらはMR、水痘、おたふくかぜの次に受けることをお勧めします。
もし3回目まで終了していない場合はご相談ください。
◇◇分ける場合のスケジュール◇◇
1回目
① MR(麻しん風しん混合)ワクチン
② 水痘(みずぼうそう)ワクチン
③ おたふくかぜワクチン:任意
2回目
④ ヒブワクチン4回目(追加)
⑤ 肺炎球菌ワクチン4回目(追加)
⑥ 四種混合ワクチン4回目(追加)